今日もインドにて

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アグラ観光 (2) ケオラデオ国立公園

タージマハルを後にして次なる目的地へ。

向かうは、ケオラデオ国立公園(Keoladeo Ghana National Park)、
旧名、バーラトプル鳥類保護区(Bharatpur Bird Sanctuary)。
1981年に鳥類保護区から国立公園に格上げされ、名前もケオラデオ・ガナになったけど、
旧名の方が通称になっているみたい。
「ケオラデオ」では通じなくても「バードサンクチュアリ」だと通じます。

アグラのお隣の州、ラジャスタン州バーラトプル市にあります。
アグラから車で1時間半程だけど、大半は整備された道なので、道中は快適。
ファテープル・シークリー(世界遺産)の20分ほど先。

タージマハルや、アグラ城の陰に隠れて、観光地としてはマイナーどころ。
大した情報もなく、期待半分、不安半分で訪れましたが。

が、

ここ、超絶おススメです!
赤土の建物群が食傷気味という方には特に。

地味~に、1985年には世界遺産に指定されてました。
インドにある5つある自然遺産のうちのひとつ。

※以下の写真全て、クリックで拡大
keo-painted stork
↑奥:Painted Stork (インドトキコウ)。コウノトリの一種。集団でお食事中。
沼地では時々ピチピチと魚が飛び跳ねてました。エサも豊富な楽園です。 

公園概要と園内地図↓
http://www.kolkatabirds.com/bharatpur.htm

29k㎡という国立公園としては比較的狭い土地ですが、
その3分の2が湿地・池で、年間通じて十分な水があるため、まさに鳥たちの楽園。
375種もの鳥類の生息が確認されています。

もともとは不毛で乾燥した低木地帯。
18世紀半ばに当時の権力者が、堤防やダムを作るなどして灌漑を行ってできたのが起源。
次第に野鳥が棲息するようになり、現在の生態系に。
一時はマハラジャたちがカモ狩りに興じた場所なんだそう。

ベストシーズンは渡り鳥の飛来する11月~3月。
ばっちり!ラッキ~♪
留鳥の繁殖シーズンである8月~11月も良いとのこと。
時間帯は、日の出後の数時間が鳥類が特に活動的なので、おすすめとのこと。
(この日は午後でしたが。)


入場料 :外国人料金200ルピー (インド人料金は失念・・・。20ルピーだったような・・・?)
ガイド :1時間 100ルピー
サイクルリクシャ :1時間 50ルピー

ガイド1名とサイクルリクシャ2台をお願いして、いざ出発。
ガイドは自転車を自らこいで併走。

15分ほど進んだところにあるビジターセンターで、ガイドから簡単な公園の概要と、展示物(等身大の鳥の模型、マハラジャのカモ狩りの記録写真等)の説明を受ける。

さて、リクシャに戻るのかと思いきや、なんの、遊歩道(リクシャ禁止)の方が多くの鳥や動物に出会えるとのことで、ここから徒歩。ひたすら徒歩でした。
水、帽子、日焼け止め、必須。

keo-ushi.jpg
↑グリム童話に出てきそうな小道を歩く。両脇は湿地帯。牛も通りま~す。


ガイドは絶対お願いするべきだと思います。(あとで改めて思いました。)
リクシャのおじさんもトレーニングを受けているので、多少の知識はあると思いますが、
やはり好きで専門の勉強をしたガイドさんの方が説明がきっと楽しい。
各種の生態の説明とか。鳴き声で鳥を識別したりとか。オスメスの見分け方とか。
今回は当たりがよかったのか、さすが、ガイド!という感じでした。

視力も一般人とは違う気がする・・・。
湖面がちょっと光っただけで、カメがいるのを見つけたときにはびっくり。
素人では絶対に見つけられない鳥や動物を教えてくれます。

keo-owl.jpg
↑ふくろう。カワイイ!こんなの、ガイドがいないと絶対に素通りしてた。

ただ残念ながら、説明の中の鳥の名前はほとんど頭に入ってこない・・・。
単語が全く分かりませ~ん。

『あれ、Ibisだよ』と言われて、『ふーん、あの白い鳥はアイビスって言うのか』と覚えていく。
幼児が初めて言葉を学習していくみたい。

Ibis=トキ だと知ってたらイメージしやすかったかも。
今後行かれる方のために~↓  (似てる鳥が多かったもの)

Ibis = トキ (日本名で言う“トキ”は、この中の1種)
Egret = 白サギ
Heron = 青サギ (別に青くはないけど)
Stork = コウノトリ
Duck = カモ (家禽化されたものはアヒル)
Goose = ガン (家禽化されたものはガチョウ) カモより大きめのカモ科。

あとは、手長ザル、尾長ザルの要領で、Black-Headed Ibis (=頭が黒いトキ)とか、
Great Egret (=でっかい白サギ)とか、Little Egret (=ちっちゃい白サギ)とか、
まぁ、単純な名付けが多いので、ありがたいです

(ガイドが『ギース』を連発するので、『何?』って聞いたら単に『グース』の複数形でした。
そーーー言えば、頭の片隅にそんなこと習った記憶があるような、ないような・・・

keo-kingfisher.jpg
↑ビールでお馴染み、Kingfisher(カワセミ)。飛び立つと青い羽がキレイ。

keo-.jpg
↑名前不明。湿地の美しさ、伝わりますか?

keo-egret.jpg
↑Great Egret(ダイサギ)。サギの特徴は、首を曲げたまま飛ぶこと。
ツルやトキは首を真っ直ぐにして飛ぶそうです。

keo-egret1.jpg
↑こちらもたぶんダイサギ。体長90センチほど。羽を広げると迫力あります。

keo-sarus crane
↑Sarus Crane(日本名オオヅル)のつがい。その名の通り、ツル科の最大種。
現存する飛ぶ鳥の中で最も背が高い鳥だそうな。(鳥類一は飛べないダチョウ。)
絶滅危惧種になっていて、世界で約2万羽とか。そのうち、インドに約1万羽生息するらしい。
渡り鳥ではなく、留鳥。
つがいは生涯一緒なので、インドでは愛の象徴としても人気だとか。
ガイドが一番興奮してたので、イチオシの鳥なんだと思う。
バサバサと翼を広げて飛び立つ様子は圧巻。
翼を広げると幅2.5メートルにもなるそうで。

この公園ではSiberian Crane(日本名はシベリアヅルかと思いきや、ソデグロヅル)も有名。
シベリアから飛来する渡り鳥。
ただし、こちらは絶滅危惧レベルがもっと深刻で(世界でたった3000羽ほど)、
残念ながら、ここでは2002年を最後に確認されていないらしい。

keo-nilgai.jpg
↑Nilgai(ニルガイ)。ウシ科アンテロープの中でも大型の種。
穀物被害も大きい大食漢の草食動物だけど、神聖なる牛に似ているため、狩猟による数の軽減を免れてきた、らしい。そんなに似てるかなぁ?

keo-antelope.jpg
↑こちらもアンテロープの一種。鹿にも見えるが、ウシ科。シカ科と違い、角は生え変わらない。

keo-parakeet.jpg
↑Rose-ringed Parakeet(ホウセイインコ)。デリーの街中でも見かける鳥。
ずっとオウムかと思ってたらインコとは・・・。体長40センチのインコ。

keo-peacock.jpg
↑インドの国鳥、くじゃくも歩いてました。
明らかに目立ち過ぎ。場違いなゴージャスさです。
進化論的に一体どんな意味があるんでしょ?

写真はないけど、マングース、鷹、キバト、リス・・・その他名前分からない鳥とも多数遭遇。

====

結局、当初の予定を超え、歩くこと3時間以上。
リクシャは合計30分ほどしか乗ってないけど、料金はもちろん拘束時間の4時間分。
なんだかなーな感じだけど、それでも徒歩の方がお勧めです。

実は私、バードウォッチングは人生初。
実は、何が面白いんだろう?。。なんて思ってましたが飽きることなく楽しめました。

環境音楽のような鳥のさえずりが常に聞こえる中、彼らの楽園の中に少しだけお邪魔させてもらい、その中を散歩できるのはとても貴重な体験。

文章も写真でも伝えきれないけど、少しでもここの良さをお伝えできてたら嬉しいです。
機会があれば是非足を延ばしてみてください!

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コメント


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素敵なところですね。
ここは絶対に行きたいです。
タージの近くのこんないいところがあったんですね
驚きました。今度行ってきます

シャルカーン | URL | 2009年03月18日(Wed)12:58 [EDIT]


>シャルカーンさん

コメント、ありがとうございますi-179
嬉しいです。
ぜひお出かけください♪
普段の生活では見れない、また別のインドがありました。マイナスイオンたっぷりで癒されますi-239
私も、時期・時間帯を変えて何度か足を運ぶ予定です。

サボ子 | URL | 2009年03月19日(Thu)20:00 [EDIT]


Kingfisher

色付きの文字
Kingfisher カワセミの追っかけですが
インドには余り期待をしていませんでしたが
この国立公園でアオショウビンを見ました!他にヤマセミPiedKingfisherが沢山各地に居ると聞いて再度このParkへ行く予定ですが
Parkの中にHotelはあるのですか? 駐車場
傍にある池の傍のLodgeは泊まれるの??
名前と利用保方法は? ダメなら近くの宿?
デリー空港からタクシーなのか 特急列車が
善いのかアドバイス宜しく!!!!

Shige | URL | 2009年07月31日(Fri)18:26 [EDIT]


>Shigeさん

こんにちはi-179
カワセミはかっこいいですよね♪

公園内の唯一のホテル(宿泊所?)です。↓
バーラトプルアショクホテル
http://bharatpurashok.com/
旧名はBharatpur Forest Lodgeで、その後名前が変わったみたいです。
ガイドはロッジって言ってました。
場所は覚えてませんが、駐車場近くのロッジとは多分このことでしょうか?
予約は、ホームページからでも、
カード決済なら http://www.jp.asiarooms.com/ などでも可能です。

アクセスは、デリーからだとタクシーで4時間程、電車だとBharatpur駅下車、そこから6キロだそうです。
私たちはアグラからタクシー(1時間半)だったので、お勧めのアクセスは良く分かりません。
ごめんなさい…。楽なのは断然タクシーだと思いますが、値段が不明なので。

沢山カワセミに出会えるといいですね!

サボ子 | URL | 2009年08月01日(Sat)12:03 [EDIT]


早速に有り難うございます!!
11月末に企画して見ます!!!
バーラトプルアショクホテル は私の思っているLodgeだと思いますのでアタックして見ます! アオショウビン以外にPied Kingfisher(ヒメヤマセミ)がウジャウジャ居そうだと聞いたのですがこの情報は少ない
のが不思議です? DehliからTaxiが時間の無い旅行者には最適でしょうが必要経費は?
どの程度でしょうか?? 宜しく!!!

Shige | URL | 2009年08月01日(Sat)18:59 [EDIT]


タクシーの値段は貸切手配なので、現地旅行会社などに手配してもらった方がいいかと思います。
HIS、西遊旅行なんかがデリー事務所があります。

敢えて値段を想像するなら、英語OKの運転手、1泊2日で運転手のホテル代込み(実費500~1000ルピー程)、ガソリン代含む、8000ルピー~12000ルピーぐらいじゃないでしょうか。車の種類にもよります。(勝手な想像なのでアテにしないでください)
現地で交渉すればもっと安いと思いますが、安心を買うことをお勧めします。

公園で何泊かするなら、鉄道でアグラまで行って(特急2時間)、アグラで車を手配した方が、公園滞在時の貸切分が浮いて安いかも?
アグラのホテルで8時間貸切、3-4千ルピーだったと思います。(ガソリン代込み)

サボ子 | URL | 2009年08月02日(Sun)10:14 [EDIT]


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| | 2009年08月02日(Sun)13:22 [EDIT]


有り難うございます!!
バーラトプルアショクホテル は予約完了!
Taxiは片道乗り捨で可能? これなら安全
ドライバーで可能でしょうが2泊往復を
予約した方が賢明なの?? 帰りのホテル
からDehliは依頼しにくいの???
悪い運転手はイヤですし・・・

Shige | URL | 2009年08月17日(Mon)03:35 [EDIT]


>Shigeさん

こんばんはi-179
ホテルの予約、よかったですね!

タクシーは片道乗り捨てOKですが、かなりの距離なので、帰りの分も上乗せ請求されそうですよね。
アショクホテルに尋ねてみてはいかがでしょう?
値段も教えてくれると思いますので。
デリー→バーラトプルも同様の値段だと思います。

インド到着日にデリーに一泊されるでしょうから問題はないかと思いますが、デリー空港のタクシーは良い噂がないのでご注意を。
双方のホテルで片道を頼むか、3日間貸切ですね。

貸切なら、旅行会社に頼むのが良いと思います。
あと、旅行者が対象かどうかは分かりませんが、駐在員向けの専用車手配の会社があります。よろしければformula one india で調べてみてください。(リンク貼らなくてゴメンナサイ)
ここで尋ねてみる価値はあるかも。
高いけど安心です。

サボ子 | URL | 2009年08月17日(Mon)21:14 [EDIT]


 

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